「RSI」と「ストキャスティクス」結局どっちが使いやすいのか比較

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オシレーター系の指標の中で、人気があるのが、『RSI』『ストキャスティクス』です。

どちらも同じようにラインが上下に行ったり来たりしており、一見同じように感じているトレーダーも多くいるでしょう。

本記事では、『RSI』と『ストキャスティクス』の算出方法などを詳しく解説していますので、2つの違いを理解出来ます。

また、『RSI』『ストキャスティクス』のどちらを使った方が良いのかについても解説しています。

『RSI』『ストキャスティクス』の違いを知りたいトレーダーや使い方を知りたいトレーダーは参考にしてください。

「RSI」と「ストキャスティクス」の違い

図の上段の指標が、『スローストキャスティクス』で下段が『RSI』になります。

どちらの指標も上下していますが、『ストキャスティクス』の方が、はっきりと上下動しているのが分かります。

『RSI』も『ストキャスティクス』も両方オシレーター系のインディケーターですので、上下どちらに振れているかで、相場の過熱感を知る指標である点は同じです。

では、どこに違いがあるのかと言うと、数値の算出方法に違いがあります。

2つの指標の算出方法を理解する事で、微妙な動きの違いやそれぞれの特性を理解できるようになります。

『ストキャスティクス』の算出方法

一定期間の高値と安値に対して、現在の価格が何処に位置するかを百分率で算出

『RSI』の算出方法

一定期間の上昇と下落の価格変動に対して、上昇の割合を百分率で算出

ストキャスティクスは、期間中の高値と安値の範囲内で、現在の価格が高値寄りか、安値寄りかを判断しています。

対して、RSIは期間中の上昇幅と下落幅の平均を使用するので、ストキャスティクスより広い値幅の中で、上昇の割合から過熱感を判断します。

この違いからRSIの方が上下動が緩やかになるわけです。

サイトによっては、ストキャスティクスもRSIも30%以下は売られ過ぎ、70%以上は買われ過ぎと紹介されています。

間違いではありませんが、2つの違いを理解していれば、ストキャスティクスは、20%以下で売られ過ぎ、80%以上で買われ過ぎとした方がより正確です。

2つの指標の詳しい計算方法などを知りたい方は、過去の記事をご覧ください。

『RSI』と『ストキャスティクス』はどんな相場に向いているのか

オシレーター系のインディケーターはボックス相場に強いと言われています。

相場が買いと売りのどちらに傾いているかを数値で算出したものなので、ボックス相場と分かっていれば、『天井で売り』『底で買い』が可能になります。

あくまでもボックス相場と分かっている場合に限りです。

トレンドが強く出ると、どちらの指標も片方に大きく傾いたままになってしまいますので、機能しなくなってしまいます。

トレンド相場においては、ダイバージェンシーやヒデゥンダイバージェンシーでトレンドの転換や継続を知る方法もあります。

トレンドが終わりに近づくと、利益確定や新規逆張りなどが増えてくるため、インディケーターの数値が反転に向かおうとします。

その際にダイバージェンシーが発生しますので、発生したポイントを順張りの利益確定のポイントとする事が出来ます。

また、ヒデゥンダイバージェンシーの発生で、トレンドの継続を見越して、利益をさらに伸ばしたり、新規エントリーのポイントとする事も出来ます。

ダイバージェンシーやヒデゥンダイバージェンシーは、『RSI』と『ストキャスティクス』両方のインディケーターで発生します。

発生するタイミングは、それぞれ異なりますが、どちらのインディケーターも同じような考え方で使うことが出来ます。

ダイバージェンシーについては、次の記事を参考にご確認ください。

結論どっちが良いかは、トレーダーによって変わる

「ストキャスティクス」と「RSI」には微妙な違いはあれど、相場の過熱感を知る為のインディケーターであるという点は共通しています。

あくまでもどちらに傾いているかを知る為のツールであり、その他のインディケーターや自分の相場観によっても数値の捉え方は変わってきます。

結果的には、それぞれの指標を使ってみて、自分のトレードスタイルにしっくりくる方を選択するのが正解という事だと思います。

どちらも合わなければ、別のオシレーターを試してみるのも良いのではないでしょうか。

但し、インディケーターに頼りすぎるのは危険です。

一見万能に感じるインディケーターですが、あくまでも相場の状態を分かりやすく示しているだけで、未来を予測できるツールではない事を理解しておく必要があります。

様々な角度から分析をした上で、判断を下す根拠の一つとして利用するのがインディケーターです。

オシレーター系のインディケーターのみで売買ポイントを判断する事はまずないと思いますので、複数の指標から相場の状況を読み取るのがベストです。

ぜひ自分にしっくりくるインディケーターの組み合わせや設定を、トレードの経験を積む中で見つけてください。

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