海外FX業者の「XM」には4つの口座タイプがあります。
『口座開設をしようと思っているけど、どの口座タイプを選んだら良いのか分からない。』
そんな疑問をお持ちのトレーダーに向けて、「XM」の口座タイプ別の特徴を詳細に解説していきます。
この記事を読み終えると、資金量やトレードスタイルに合わせて、どの口座タイプを選べば良いのかが分かるようになります。
管理人が考える理想的な口座タイプの保有案もご紹介致します。
XMの口座タイプは全部で4種類
「XM」には4つの口座タイプが用意されています。
2022年10月より4つ目の口座タイプとして『KIWAMI(極)口座』が新しくリリースされました。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ZERO口座
- KIWAMI(極)口座
ざっくり言うと、スタンダード口座が基本で、取引単位を小さくした口座がマイクロ口座、スプレッドを小さくした口座がZERO口座となります。
口座開設時に、3つの中から好きな口座タイプを選択する事になります。
後から口座タイプを変更する事は出来ませんが、「XM」では最大8つまで口座を保有する事が出来ますので、迷っている場合はまずはベーシックなスタンダード口座を選択すれば良いでしょう。
口座タイプにはそれぞれ特徴がありますが、次に一覧でまとめてみました。
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ZERO口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 |
最低入金額 | 500円 | 500円 | 10,000円 |
発注方式 | NDD方式 STP口座 | NDD方式 STP口座 | NDD方式 ECN口座 |
1LOT通貨数 | 100,000通貨 | 1,000通貨 | 100,000通貨 |
1回発注可能量 | 50LOT | 100LOT | 50LOT |
取引手数料 | 無し | 無し | 1LOTあたり 片道5ドル |
取扱通貨ペア数 | 57種類 | 57種類 | 56種類 |
平均スプレッド (ドル円) | 2.0Pips | 2.0Pips | 0.1Pips (1.1Pips) |
XMの口座タイプの特徴
口座タイプ別の特徴を詳細に解説していきます。
自分のトレードスタイルや資金量に合わせて口座タイプを選びましょう。
スタンダード口座
スタンダード口座は「XM」の定番の口座です。
「XM」で口座を開設するトレーダーの多くが、スタンダード口座を選択しています。
レバレッジは最大で1,000倍、最低入金額も500円~となっており、もちろんボーナスも『口座開設ボーナス』『入金ボーナス』『ロイヤリティボーナス』の全てが付与されます。
「XM」の提供するサービスが全て詰まった口座と言えます。
マイクロ口座
マイクロ口座は、1LOTの単位が1,000通貨に縮小された口座です。
取引き単位が小さくなるだけで、レバレッジやボーナス付与などの基本はスタンダード口座と変わりません。
少ない資金でトレードを行いたい方向けの口座になります。
ZERO口座の特徴
ZERO口座は、「XM」のECN口座で、スプレッドが非常に狭い口座です。
最大レバレッジは500倍で、最低入金額は10,000円からとなっています。
ZERO口座の平均スプレッドは、ドル円で0.1Pipsと非常に狭くなっていますが、取引き手数料が1LOTあたり片道5ドル別途でかかります。
ZERO口座はボーナス付与対象外となっているので、「XM」の豪華なボーナスを利用したいトレーダーには向いていません。
少しでも取引きコストを抑えたいトレーダー向きと言えます。
KIWAMI口座の特徴については次の記事をご覧ください。
口座タイプ別スプレッド比較
口座別に主要通貨別の平均スプレッドをまとめてみました。
スタンダード口座とマイクロ口座は同じスプレッドですので、スタンダード口座とZERO口座の比較になります。
また、ZERO口座のスプレッドは、取引き手数料分の往復10ドル(1Pips)を含んだスプレッドで比較しています。
通貨ペア | スタンダード口座 マイクロ口座 | ZERO口座 (取引手数料1.0Pips込) |
ドル円 | 1.8 | 1.1 |
ユーロドル | 1.7 | 1.1 |
ユーロ円 | 2.6 | 1.6 |
ポンドドル | 2.3 | 1.4 |
ポンド円 | 3.8 | 2.1 |
豪ドル円 | 3.0 | 2.0 |
トレードスタイル別おすすめ口座
3つの口座の特徴を踏まえた上で、トレードスタイルに合わせた口座タイプを選んでみました。
ここでは、次の4つのトレードスタイルを基準としました。
- 長期トレード
- スイングトレード
- デイトレード
- スキャルピング
4つのトレードスタイルに明確な区切りはありませんが、次の表のようなイメージで分類しています。
ポジション保有時間 | 獲得Pips数 | 1日の取引回数 | |
長期トレード | 数週間~数か月 | 約100Pips~300Pips | 月2~3回程度 |
スイングトレード | 数日~数週間 | 約50Pips~100Pips | 週2~3回程度 |
デイトレード | 数時間~1日 | 約10Pips~50Pips | 1日数回~数十回程度 |
スキャルピング | 数十秒~数分 | 約5Pips~10Pips | 1日数十回~数百回程度 |
スタンダード口座におすすめのトレードスタイル
スタンダード口座におすすめのトレードスタイルは、①長期トレード②スイングトレード③デイトレードです。
何故ならば、スタンダード口座は、「XM」の魅力である、最大1,000倍のレバレッジとボーナスをどちらも活用する事が出来るからです。
ボーナスについては、10分以上ポジションを保持していないと、付与されませんが、長期トレードからデイドレードの場合は、ほぼ間違いなく10分以上ポジションを保持しますので、XMポイントも貯める事が出来ます。
また、1,000倍のレバレッジを利用すれば、より多くのLOT数を保有する事が出来るので、資金効率を高める事が出来ます。
マイクロ口座におすすめのトレードスタイル
マイクロ口座は、基本のスペックはスタンダード口座と同じですので、①長期トレード②スイングトレード③デイトレードがメインのトレーダーにおすすめです。
何が違うのかと言うと、マイクロ口座はLOT単位が小さく設定されていますので、資金が少ないトレーダーや少額で取引きを行いたいトレーダーに向いています。
但し、少額での取引きは、当然ながら利益額も小さくなってしまいます。
仮に、ドル円が100円の時に、0.1LOT100通貨買いでポジションを持ち、101円で売ったとします。
この時の利益は、100円です。
つまり、1円=100Pips動いても、利益は100円しか出ませんので、なかなか資金は増えていきません。
資金量と求める利益額にもよりますが、スタンダード口座でも500円から入金が可能である上に、最小1,000通貨でエントリー出来ますので、基本はスタンダード口座利用で良いでしょう。
その他、自動売買のEAをリアルタイムでテストしたい場合にも丁度良い口座です。
ZERO口座におすすめのトレードスタイル
ZERO口座はスプレッドが狭い代わりにボーナスが付与されませんので、もともとボーナスがつかない取引きスタイルが向いています。
よって、ZERO口座は10分以内にトレードが完了するような④スキャルピングが向いていると言えます。
スキャルピングは、場合によっては1日に数十回から数百回のトレードを行いますので、
小さなスプレッドや手数料でも積み重なると大きなコストとなってきます。
その為、少しでもスプレッドと手数料は安いに越した事はありません。
ZERO口座はそうしたコスト抑える事が出来ますので、とにかく取引きコスト重視のスキャルパーにおすすめです。
「XM」の理想的な口座タイプ保有案
自分のトレードスタイルがいつも同じで、スタイルに応じて3つの口座タイプから1つをチョイス出来れば、一番望ましいと言えます。
ところが、実際は長期トレードをしたり、スキャルピングをしたりと、相場状況に応じてトレードスタイルも変化する事が多いです。
そんなトレーダーにおすすめの口座タイプ保有案は、スタンダード口座とZERO口座の2つを開設し、使い分ける方法です。
普段はスタンダード口座を利用し、スキャルピング気味で10分以内に決済をするようなトレードの時はZERO口座を使うわけです。
2つの口座を使い分ける事で、XMポイントを貯めながら、XMポイントが付与されないトレード場面ではコストを抑える事が出来ます。
「XM」では最大8つまで口座を保有出来ますので、複数口座の使い分けは是非行うべき方法です。
追加口座の作成手順
「XM」で追加口座を作成する手順は非常に簡単です。
まず、「XM」会員ページにログインし、『追加口座を作成する』ボタンをクリックし、必要事項を入力するだけです。
口座タイプやプラットフォームを選択し、パスワードを設定するだけなので、数分あれば作成可能です。
XMの口座開設で迷ったら、とりあえずスタンダード口座からでOK
トレードスタイルが明確に定まっていない場合は、とりあえずスタンダード口座を作成する事をおすすめします。
まずは「XM」のレバレッジ888倍やボーナスを活用してみる事で、「XM」の良さをより知る事が出来るはずです。
海外FXの魅力である、ハイレバレッジや豪華なボーナスはきっとあなたのトレードを有利にしてくれます。
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