投資資金が少なくて、なかなか増やせない方こそレバレッジとゼロカットを上手に活用すべきです。
高レバレッジは使い方を間違えると危険ですが、上手に利用すると、とても強い味方になってくれます。
フルレバは何が危険か
フルレバレッジとは、証拠金に対して最大までレバレッジをかける事です。
書籍などを読むと、「フルレバは危険だから絶対にやめましょう。」とか、「レバレッジを大きくし過ぎるのは危険だからやめましょう。」といった説明をよく耳にします。
そもそもこれは何が危険なのかというと、相場が思惑通り動かなかった場合に、あっという間に資金が無くなってしまうからです。
追証がある場合は、無くなるどころかマイナスにさえなってしまいます。
投資は資金がないと出来ませんので、0になった時点で終了=退場です。
折角増やす為に投資をしても、結局増えるどころか減ってしまいます。
投資は、退場さえしなければ=資金さえあれば、もう一度始めることができます。
何の策もなしに、闇雲にフルレバで売り買いをすれば、一瞬で大事な資金を溶かすことになりますので、やめましょうという事なのです。
大きな資金で取引をする場合は、レバレッジを大きくする必要が無いと思います。
しかし、小資金を大きく増やそうと考える場合は、多少のリスクをとる必要が出てきます。
その様な考えで投資をする場合、レバレッジが危険との文言は、ピンとこない部分もあるのではないでしょうか。
資金を分割する
資金がゼロになったら退場ならば、資金がゼロにならない様に工夫すれば良いだけです。
例えば、手持ち資金の内、マイナス許容できる金額だけを口座に入れておけばどうでしょう。
万が一ゼロカットになっても、資金がゼロになる事はありません。
当然一度の取引で使える投資金額が減りますので、ロット数を落とさざるを得ませんが、そこをレバレッジで補うのです。
そうする事で、万が一ゼロカットになっても、資金が0になる事はありませんし、当初のLOT数で取引する事が可能になります。
もちろんレバレッジを大きくしていますので、リスクは高まります。
リスクが高まっているからこそ、売買シナリオが大事になってくるのです。
シナリオの信頼度が高い場合は、レバレッジを大きめにし、信頼度が高くない場合は、レバレッジを低めで取引をするようにします。
信頼度に応じてレバレッジの幅を決めていきます。
迷っていたり、確信が持てない場合は、躊躇なく取引をしないようにしましょう。
何となく取引をして上手く行く事は殆どありませんので、次の確信を持てる場面まで待ちましょう。
ゼロカットを損切りと考える
これまでの流れで取引をすると、ゼロカットになる場面がしばしば訪れます。
誰しも損失は出したくないと思っているはずですので、ゼロカットが続くと心が折れそうになります。
ただ、全戦全勝はFXでは有り得ませんし、リスクを大きめにとる分、勝率が若干下がるのも仕方のない事だと思います。
単純にゼロカットは損切りポイントに引っかかったという感じです。
大事なのは、その取引から次回に繋がる経験を得る事です。
自分の考えていたシナリオとどこでギャップが生まれたのかを探る事で、次のシナリオ作成に役立てることが出来ます。
ゼロカットされた事をストレスに感じるのではなく、単純にシナリオがフィットしていなかっただけですので、ストレスを感じる必要はもともとありません。
利益をすぐに出金する
利益を再度投資する事で、複利効果で大きく利益を増やしていく事は、確かに計算上は可能です。
しかし、実際は計算通りに簡単は増えていきません。
ですので、リスクを高めた取引の場合は、出来るだけこまめに出金をしましょう。
少ない資金を大きくしたいので、ついつい出た利益を次の取引にそのまま投資したくなりますが、
次にゼロカットになると、その利益もなくなります。
利益を出金しておけば、次にゼロカットになっても、利益分は残ります。
この考え方で、リスクをより大きくとれるように、コツコツ元本を積み上げていくのです。
積み上げた資金から、損失許容額が増やせると判断した時に、初めて口座に入金する額を増やせば良いだけです。
大事な資金を守りながら増やしましょう。
ボーナスポイントで応用する
取引を重ねるとボーナスポイントも貯まります。
このボーナスポイントを使った取引は、いわばノーリスクです。
このボーナスポイントを使って、ハイレバで取引をする事で、利益を出す事も出来ます。
もともと無くなっても痛くないボーナスポイントならば、思い切った取引も出来るかもしれません。
ボーナスでハイレバをする際は、口座に資金を入れたまま行わない様に注意して下さい。
「XM」の場合は、ボーナスより優先して残高からマイナスが精算されてしまいます。
「XM」なら口座を2つ作って資金を分ける事で、管理出来ます。
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