XM初心者におすすめの通貨ペアとトレード手法を徹底解説

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FX

「XM」では57種類の通貨ペアをトレードする事が出来ますが、どの通貨ペアを選べばいいのか悩んでいるトレーダーも多いでしょう。

FXは通貨ペアによって値動きの特徴も異なりますので、難易度も大きく変わってきます。

また、業者によっても環境が違いますので、難易度が変わって来ると言えます。

そこで、本記事では「XM」で取引が可能な通貨ペアの内、主要な通貨ペアについての値動きの特徴を詳細に解説していきます。

さらに、通貨ペアの特徴を利用したトレード手法もご紹介していますので、参考にしてください。

「XM」でトレードを始めようとしているトレーダーや初心者トレーダーに是非読んで頂きたい内容です。

XMで扱っている通貨ペアの難易度は何で決まるか?

FXでトレードする通貨ペアの難易度は、主に次のような点で決まります。

≪通貨ペアの難易度を決める要素≫

  • 取引量
  • 値幅
  • 情報量
  • スプレッド
  • 時間帯

通貨ペアの難易度は、値幅や値動きの激しさが大きく関係しています。

値幅が大きく、値動きが激しければ、難易度も高いと言えます。

逆に、値幅が狭く、値動きが安定していれば、難易度は低いと言えます。

但し、難易度が低くなれば、それだけ期待できるリターンも小さくなります。

また、通貨についての得られる情報量によっても難易度が変化します。

例えば日本に住んでいれば、日銀総裁の発言や日経平均等、円に関わるニュースを得やすいですが、逆に南アフリカランドについての情報はほとんど入ってきません。

為替に影響を与える情報が多ければ、それだけトレード戦略も立てやすくなりますので、情報量も難易度に影響を与えるのです。

更に、スプレッドも難易度に影響を与える要素の一つです。

スプレッドが狭い方が少ない値幅でも利益を出す事が出来るので、スプレッドが狭い方が難易度は下がります。

「XM」でも通貨ペアによってスプレッドにかなり差がありますので、低スプレッドの通貨ペアを選択した方が難易度を下げる事が出来ます。

全体的にメジャー通貨ペアのスプレッドは狭く、マイナー通貨ペアのスプレッドは広くなる傾向にあります。

FXは24時間取引が可能ですが、時間帯によっても、値動きに差が出てきます。

1日を大きく分けると、3つに分類されます。

FX主要取引時間帯
  1. 日本時間(10:00~15:00)
  2. ロンドン時間(16:00~翌1:00)
  3. ニューヨーク時間(23:00~翌7:00)

日本時間から徐々に取引が活発になっていき、ニューヨーク時間が始まった辺りで取引は最高潮に達します。

市場参加者が多くなれば、価格は安定し、スプレッドも狭くなって行きますので、取引には向いていると言えます。

XMの通貨ペアはどのように分類されているか

「XM」では通貨ペアを大きく3つに分類しています。

XM通貨ペアの3分類

①メジャー通貨

②マイナー通貨

③エキゾチック通貨

メジャー通貨は主要な通貨の事で、米ドル(USD)・円(JPY)・ユーロ(EUR)・ポンド(GBP)・豪ドル(AUD)・カナダドル(CAD)・スイスフラン(CHF)を指します。

そして、マイナー通貨は、メジャー通貨以外の通貨を指します。

メジャー通貨とマイナー通貨に2分類が一般的ですが、「XM」ではさらにエキゾチック通貨として、マイナーよりさらに取引の少ない通貨を分類しています。

メジャーリーグで言うならば、3Aと言った所です。

「XM」のエキゾチック通貨は、シンガポールドル(SGD)やトルコリラ(TRY)、メキシコペソ(MXN)等の新興国通貨が含まれます。

メジャー通貨の上位通貨ペアの取引量は、ユーロ/米ドル、米ドル/円、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルの順になるのですが、この4通貨ペアだけで世界の取引量の50%以上を占めています。

メジャー(Majors)

ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、ドル/円、豪ドル/米ドル等メジャー通貨と米ドルの通貨ペア

マイナー(Minors)

ユーロ/円、ポンド/円、ユーロ/ポンド等の通貨ペアで、主にクロス通貨ペア

エキゾチック(Exotics)

トルコリラ(TRY)、ロシアルーブル(RUB)、メキシコペソ(MXN)等の通貨ペアで、主に新興国の通貨ペア

クロス通貨はストレート通貨の掛け合わせで算出する

通貨ペアには、『ストレート通貨』と『クロス通貨』があります。

ストレート通貨とは、アメリカドル(USD)が基準となる通貨を指します。

ドルストレート等と呼ばれる事もあります。

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)ポンドドル(GBP/USD)等のUSDとの通貨ペアがドルストレートになります。

一方『クロス通貨』は、『合成通貨』とも呼ばれ、2つの通貨ペアを掛け合わせて算出した通貨ペアの事を指します。

例えば、ユーロ円(EUR/JPY)は、ドル円(USD/JPY)とユーロドル(EUR/USD)を掛け合わせて算出されます。

クロス通貨の場合、2つのストレート通貨ペアの影響を受ける事になります。

例えば、円高が進行している状態で、ユーロ安も進行しているとすると、ユーロ円は大きく円高ユーロ安の方向に振れる事になります。

ところが、円高が進行している状態で、ユーロ高も同時に進行していたとすると、思った程ユーロ円相場は動かない事もあります。

この様にクロス通貨では、3者間の通貨の強弱が値動きに影響を与える事になります。

XM初心者向けの通貨ペアはドル円

まずXMでの初心者は、ドル円からスタートする事をおすすめします。

流動性もあり、値幅もそこまで大きくないので、初心者向きと言えるからです。

ドル円の場合、一日の値幅は大体50Pips前後と、穏やかな値動きな事に加え、取引量も多いので、突発的な変動も起きにくいのが特徴です。

日本時間オープンから取引量が多いのも特徴的ですので、1日を通してエントリーしやすい通貨でもあります。

また、ドル円についてのニュースも多く手に入りますので、トレード戦略を立てる上で、情報不足になる事もありません。

XMで慣れてくれば、ユーロドルや豪ドルドルがおすすめ

「XM」でトレードスキルが上がってきたと感じたら、ユーロドルにチャレンジすると良いでしょう。

ドル円に比べると、値幅が大きくなってきますので、収益の向上を狙えます。

値幅が大きくなる分、難易度は若干上がりますが、ユーロドルは比較的トレンドに素直な動きをする通貨ペアですので、分析力が上がってきた中級者に向いていると言えます。

世界で一番取引量の多い通貨ペアがユーロドルですので、安定感は申し分ありません。

そして、ユーロ圏の通貨ですので、ロンドン時間から取引量も増え、活発な動きとなって来る為、兼業のトレーダーで夜がメインでも取引しやすいです。

ある程度の値幅を取りたいと感じたならば、豪ドル米ドルもおすすめです。

オーストラリアは資源大国でもありますし、経済も安定しているので、人気の通貨ペアです。

ユーロドルに比べると値幅も大きくなるので、収益機会も多くあります。

輸出の大半を中国に頼っていますので、中国の経済の影響を大きく受けるのも特徴的です。

別名『ミニポンド』とも呼ばれ、活発な動きに拍車がかかると、非常に激しい動きになる事もありますので、そうした時は様子見も大事です。

XMで上達してきたら、ポンドドルやクロス円がおすすめ

「XM」でトレード経験を積み、自信もついてきたら、ポンドドルやクロス円通貨ペアも活用出来るでしょう。

ポンドドルはより値幅が大きくなり、トリッキーな動きも増えてきます。

大きな利益を狙える半面、損失のリスクも高まりますので、良く分析して、確実な資金管理の下、エントリーしましょう。

ロンドン市場は、最も投機的な資金が流れる市場でもあり、そのイギリスの主要通貨であるポンドは、非常に荒い値動きをします。

1日に100Pips以上動く事も珍しくはなく、別名『殺人通貨』と呼ばれる事もあるほどです。

リスクが大きい分、リターンも望めますので、上級トレーダーの中には、ポンド専門にしている方もいるくらいです。

クロス円通貨については、トレードのスキルが上がり、情報も多く処理できるようになれば、エントリーしても良いでしょう。

2国間以上の国の通貨に対しての状況を見極める必要がありますので、多くの分析をこなす必要がありますが、通貨の強弱が理解出来れば、ドルストレート以上に収益チャンスを増やせます。

初級から中級のおすすめトレード手法

初心者から中級者におすすめのトレード手法は順張りの押し目狙いです。

トレンドに逆らわずにエントリーする事で、損切りの設定が容易である事やドル円やユーロドルはトレンドに素直な特徴を持っているからです。

順張りの押し目を狙ったエントリーでは、トレンドの発見⇒押し目の発見⇒損切り・利確の設定⇒エントリーを行っていく事になります。

一連の流れの中で、チャートパターンやローソク足の特徴を身につける事が出来ますので、繰り返し、押し目を狙ってエントリーしていきましょう。

順張りの押し目買い(戻り高値売り)とは

順張りとは、トレンドの方向に沿ってエントリーしていく手法です。

上昇トレンドならば買いでエントリー、下降トレンドなら売りでエントリーしていきます。

押し目や戻り高値とは、上昇トレンド中の調整や下降トレンド中のショートカバーのポイントを指し、再度トレンドに沿って動くタイミングとなりやすいです。

つまり、上昇トレンド中の押し目買いとは、上昇中の調整で買いエントリーする手法となります。

逆に、下降トレンド中の戻り高値売りは、下降中に一旦高値を付けた所から売りでエントリーしていく手法になります。

順張り押し目買いのエントリーポイント

ここでは移動平均線を使って押し目を捉えてエントリーする手法をご紹介します。

まず、上昇トレンドもしくは下降トレンドを判断していきます。

次の3つのポイントを満たしている事が条件です。

①下値を切り上げながら、高値も切り上げている

②移動平均線が右上がり

③価格が中期・長期移動平均線の上に位置している

①~③の条件を満たしている場合、上昇トレンドと判断し、押し目での買いエントリーのポイントを探していきます。

次のチャートだと、黄色丸印で上昇が始まり、矢印で上値と下値を切り上げている事がわかります。

移動平均線も右上がりに変化し、価格も平均線の上で推移していますので、上昇トレンドと判断できます。

チャートではさらに、レジスタンスライン2を抜けた後、そのレジスタンスライン2がサポートラインとなり、再度上昇している事が分かります。

『レジサポ転換』と呼ばれ、この現象が起きると本格的な上昇になりやすいです。

右上がりの中で、一旦調整が入り、中期移動平均線や長期移動平均線にタッチして切り返した所がエントリーポイントになります。

チャートでは、レジスタンスライン②と中期移動平均線にタッチした黄色四角のポイントが絶好の買いポイントとなります。

損切りポイントは直近の安値を割った下、利確は節目の価格やレジスタンスラインに到達した所に設定します。

図では、レジスタンスライン①を下回ったら損切り、再度中期移動平均線を割った黄色三角の所で利確となります。

エントリー後に手動で損切りをしようと思うと、躊躇ってしまう事もあるので、エントリーと同時に損切りと利確のポイントを指値で入れておくことをおすすめします。

また、中期移動平均線タッチでエントリーする場合は、一度に全ロット買いで入らず、中期移動平均線タッチで半分、長期移動平均線でもう半分と言った具合に小分けでエントリーする方法が有効です。

最もベーシックな手法ですが、もっとも明確な手法でもあるので、最初は徹底的に順張りの押し目を狙ってトレードを繰り返してください。

自分に合った通貨ペアを見つけよう

「XM」では様々な通貨ペアのトレードが可能ですが、最初はドル円からスタートするのが一番良いと言えます。

トレードスキルや経験に合わせて、慣れてきたら違う通貨ペアにもチャレンジしてみて下さい。

通貨ごとに特徴があるので、自分のトレードスタイルに合う通貨ペアがトレードを繰り返す内に必ず見つかります。

トレード手法も一度に多くの手法に手を出すのではなく、徹底的に基本の手法を繰り返し行い、基礎力をアップする事で、難易度の高い通貨や手法も取り入れていく事が出来るようになります。

「XM」のトレード環境を活用して、快適なトレードライフを楽しみましょう。

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