XMで取引するなら約定通知を利用してより快適にトレードしよう

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XMでポジションを持っている時に、外出先でポジションが気になってスマホを見た経験は多くのトレーダーがあるのではないでしょうか。

特に兼業サラリーマントレーダーの場合、日中はチャートを見られない分ちょっとした合間にスマホからポジションの確認をする方も多いでしょう。

しかし、仕事中にスマホをじっくり見る事もなかなか難しいものですし、大事なエントリータイミングや利確タイミングを逃してしまう事もあります。

そんなXMトレーダーに便利な機能が、『約定通知』です。

XMのトレードで約定通知を使えば、いちいちスマホでアプリを開かなくても、プッシュ通知でポジションの約定が分かります。

本記事では、XMの『約定通知』について詳細に解説していきます。

XMの約定通知は何が便利なのか?

XMのメインプラットフォームであるMT4/5の約定通知には2種類あります。

①約定通知

②アラーム通知

約定通知は、XMに指値で注文していたポジションが新規に約定した時に知らせてくれます。

また、既にXMで保有しているポジションが指値や逆指値で約定した際にも知らせてくれます。

XMで約定通知の機能を使えば、例えば外出先でチャートが見られない時でもポジションがクローズしたかどうかをスマホの待ち受け画面から知る事ができるのです。

次に、アラーム通知は指定した価格を実際の価格が超えたり下回ったりした時に知らせてくれる機能です。

アラーム機能を使えば、ずっとチャートを見ていられない時や外出している時でもエントリーチャンスを逃がさず知る事が可能になります。

例えばドル円が110円の時に111円になったら売りたいと考えているとします。

この時ドル円がいつ111円になるかは分かりません。

こんな時にアラーム通知を利用すれば、ドル円が111円になった時に知らせてくれるのです。

XMでアラーム通知を利用すれば、チャートに張り付かなくてもエントリータイミングを知れるのです。

どちらの機能もチャートに貼り付けない時に上手に活用する事で、効率よくトレードを行える機能です。

XMでトレードしている兼業サラリーマンや忙しい専業主婦には便利な機能と言えるでしょう。

XMの約定通知の設定方法

XMで約定通知を受け取るには、PCとスマホで簡単な設定を行います。

MT4/5のスマホアプリのIDをPCと同期させることで、スマホでXMの約定通知を受け取る事ができます。

XMでの約定通知の設定手順は次の通りです。

①スマホのMT4/5にログインし、IDを控える

②確認したIDをPCのMT4/5に入力する

MT4/5のスマホにログインし、IDを確認する

メニューから設定をタップ
MetaQuotesIDを控えておく

まず、スマホでXMのMT4/5にログインします。

XMにログインしたら、画面左上のメニューボタンをタップし『設定』を選択します。

次の画面に『MetaQuotesID』が表示されていますので、その『MetaQuotesID』を控えておきます。

PCのMT4/5にIDを入力する

次にPCからXMのMT4/5にログインします。

ログインしたら、上部のメニューバーの『ツール』をクリックし、一覧から『オプション』を選択します。

すると、ポップアップ画面が表示されます。

ポップアップ画面の『プッシュ通知機能を有効にする』にチェックを入れます。

次に下の『MetaQuotesID』欄に先程スマホで控えておいた『MetaQuotesID』を入力します。

ID入力後テストボタンをクリックし、スマホにテストメールが届けば設定完了です。

XMでアラート通知を設定する

XMのMT4/5では、約定通知は約定すれば送られてきますが、アラート通知は事前にアラームが欲しいポイントにセットする必要があります。

アラート通知は全部で4種類あり、音で知らせてくれたり、メールで知らせてくれたりします。

種類通知の方法
サウンド通知音で通知
メール通知指定したメールアドレスにメールで通知
ファイル起動通知指定したファイルの起動で通知
プッシュ通知スマホへのプッシュ通知

XMのアラート通知設定方法

XMのアラート通知はPCから設定を行います。

手順は次の通りです。

①MT4/5のターミナルからアラートタブを選択

②ポップアップメニューに希望条件を入力

MT4/5のターミナルからアラートタブを選択

PCからXMのMT4/5にログインしたら、ターミナルの『アラート』タブを選択します。

『アラート』タブの空白部分で右クリックをし『新規メール』をクリックします。

もし既にアラート通知を設定していると、アラートタブに一覧として表示されます。

一覧に表示された個別のアラートをダブルクリックすると、現在のアラートを変更や削除をする事ができます。

アラート通知は個別項目で右クリックでも変更や修正が可能です。

ポップアップメニューに希望条件を入力

ポップアップ画面に沿って希望条件を入力していきます。

各項目の意味は次の通りです

①有効化チェックを入れるとアラートが有効になります
②動作サウンド・ファイル・メール・通知から選択
③期限アラート有効期間をカレンダーから選択
④銘柄アラートをかける通貨ペアを選択
⑤条件Bid・Ask・Last・Volume・Timeから選択
⑥値希望の価格を入力
⑦ソースサウンドの時は音色を選択
ファイルの時は送付するファイルを選択
メールの時はメールの送り先や文言を作成
通知の時はイベント名を入力
⑧時間制限10sec・30sec・60sec・3min・5min・15minから選択
⑨回数制限1回・3回・5回・10回・50回・1000回から選択

アラート通知を希望する時は、動作で通知を選択し、希望条件を入力していきます。

入力を終えたら『テスト』をクリックし、テスト通知が届けばセット完了です。

条件の意味は次の一覧の通りです。

項目意味
Bid<売値が指定価格を下回ったら通知
Bid>売値が指定価格を上回ったら通知
Ask<買値が指定価格を下回ったら通知
Ask>買値が指定価格を上回ったら通知
Last<終値が指定価格を下回ったら通知
Last>終値が指定価格を上回ったら通知
Volume<出来高が指定価格を下回ったら通知
Volume>出来高が指定価格を上回ったら通知
Time=指定時間になったら通知

XMの約定通知で気をつけたいポイント

XMで約定通知を利用するとトレードが便利になりますが、時として不便になる事もあります。

例えば、『トレイリングストップ』をトレードでよく使うトレーダーは要注意です。

『トレイリングストップ』とは価格変動に応じてストップロスを引き上げてくれる機能です。

XMの約定通知は指値や逆指値で発注を出した際に通知が届きます。

そのため、トレイリングストップで利確ポイントや損切りポイントが動くたびに通知が送られてくることになります。

特にストップ幅を狭く設定している場合は、ちょっと価格が動いただけでも通知が届きますので、携帯が鳴りっぱなしと言う事態に陥ります。

チャートを見られない時の便利機能ですが、使い方を間違えると携帯が鳴りやまない事になりかねませんので注意しましょう。

XMの約定通知がスマホに届かない時の対処方法

PCとスマホで約定通知の設定をしたにも関わらず通知がスマホに届かない時は、次の原因を疑ってみてください。

・実際に約定したか?

・入力したMetaQuotesIDに間違いはないか?

・PCとスマホの通知が有効になっているか?

約定通知は約定した際に通知されますので、実際に約定していないと送られてきません。

チャートで約定したように見えたり、指値にかかったりしてていても約定が間に合わずに実際は約定していないケースも考えられます。

また、設定の際に入力したMetaQuotesIDが間違っていると正しく通知されない事もあります。

IDの間違いの場合は、テストメールを送信してみて正しく通知されるかを確認しましょう。

そして、PCもしくはスマホで通知がミュートまたは無効になっている場合も通知が届きません。

何らかの理由で通知が無効になっていないかも確認しましょう。

XMで約定通知を使いこなせば、忙しくても安心

XMでのトレードは24時間可能ですが、ずっとチャートに張り付く事は現実的には難しいのではないでしょうか。

そんな時は約定通知機能を使ってチャートを見られない時でも、エントリーチャンスを見逃さないようにしましょう。

設定も簡単ですので、出先や仕事中などチャートを見られない時に通知をセットしておくと便利です。

XMならばMT4/5をメインプラットフォームとして約定通知を受け取れますので、新たなアプリなどのダウンロードも必要ありません。

忙しいトレーダーこそXMの約定通知をフル活用して、トレードの効率を高めましょう。

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