国内のFX口座と海外のFX口座、どちらも為替取引を行う点は同じですが、レバレッジや損切ルール等が違います。
どちらが一方的に優れていると言う事はありませんが、自分の投資目的やスタイルに合った方を選ぶのがベストだと思います。
以下簡単に解説していきます。
レバレッジの大きさの違い
レバレッジは国内だと25倍が最高です。これは法律で決まっているので、これ以上はありません。
海外の場合は日本の法律の縛りを受けませんので、500倍から1000倍が多いです。中には2000倍なんていう所も有ります。
潤沢な資金でFXを開始する場合は国内で十分ですが、小資金の場合は、やはり高レバレッジを利用したい所です。
当然リスクは増えますが、しっかりとリスクをコントロールすれば、海外口座のレバレッジはとても強い味方になってくれます。
追証とゼロカットシステムの違い
FXにおいては、証拠金維持率が何%を下回ると強制決済される仕組みになっています。
国内だと100%未満、海外だと大体20%未満で強制決済されます。
一見どちらも口座資金以上の損失は出ないように感じます。
ところが、急な価格変動が起きたりすると、強制決済の価格では注文が成立せず、大きくマイナスで決済される事があります。
この時に国内FX会社だと、マイナス分の補填を追加保証金と言う形で入金する必要が出てきます。
つまり口座残高以上に資金が必要になる可能性があるわけです。
海外FXのゼロカットシステムとは、口座残高を超えるマイナスが発生しても、ゼロにリセットされます。
つまり口座残高以上の資金が必要になる事はありません。
万が一の時に、高レバレッジの海外FXだからこそ安心のシステムです。
実際はゼロカットの前に損切りを設定されることを強くお勧めします。
スプレッドの違い
一般的に海外口座の方がスプレッドが広いです。
これは、国内FX会社と海外FX会社の収益構造の違いによる所が大きいです。
国内FX会社の場合、スプレッドの利益よりも、顧客の損失による利益の方がメインです。
DD方式(ディーリングデスク方式)と呼ばれる発注方法を採用している為です。
逆に海外FXの場合、スプレッドからの利益がメインです。
海外の場合、NDD方式(ノンディーリングデスク方式)を採用している為です。
ですので、海外FXの場合は、顧客に沢山取引をしてもらいたいと考えています。
その為に、入金や取引に応じたボーナスが充実していると言えます。